金襴（きんらん）で一つ一つ職人の手で作られた、丁寧なりん布団。
金襴は、織物の名産地・西陣を主産地とし、その名のとおり金箔・銀箔、金糸・銀糸を織り交ぜた紋織物として織り継がれた、伝統の美芸です。
雛人形や羽子板などの和装小物にも使用されています。
今回は、伝統的な金襴でありながら、ペットちゃんの可愛い仏具にも合わせやすい模様・お色でお作り致しました。
職人が一つずつ削りだして作るミニおりんと、りん棒もセットにしてお届けします。

気になるおりんの音色ですが、澄んだ「本物の音色」だと思います。
お好みもございますが、木製のりん棒（＝硬い）で鳴らしていただくので、はっきりと澄んだ音色です。
もう少し柔らかい印象がお好きな方は、りん棒に布を巻きつけていただいても。
少しお安いおりんにありがちな、「自転車のベル」のような音色ではございませんので、安心してご供養にお使いいただけます。

真鍮は、空気中の成分と反応してくすんだり黒ずんだりする性質があります。
また、おりんは一つずつ削りだしているため、内側に製造上の跡が残る場合もございます。
ディアペットでは職人の目で確認していただいたおりんのみを発送しておりますので、
手作業の温かみ、素材の持つ味わいとしてご了承いただきますようお願い申し上げます。
くすみや変色が気になるという場合には、市販の真鍮磨きや金管楽器用の研磨剤などを使って磨くと、ピカピカの金色に戻すことが出来ます。